cs123580001: 2014年7月アーカイブ

ふと机の上を見ると、卓上カレンダーがありません。ついこの間までモニターの横にひっそりと佇んでいたのですが、今ではその姿を見ることはありません。何故卓上カレンダーがなくなってしまったのでしょうか。
それは、実験を行なっているのです。パソコンのモニターの画面上にカレンダーを常時表示させ、これが卓上カレンダーの代わりとしての役割を果たせるかどうか。
初めて1月になりますが、今のところ不自由はしていません。日付をクリックすれば書き込みはできるし、今月以外の月も自由に見ることができます。なかなか便利です。しかし、こんなに便利だと卓上カレンダーは要らなくなってしまいます。卓上カレンダーで商売している身としては、ちと心配になってきましたが、このモニター上のカレンダー、パソコンの電源が入っていないと見れないのですね。そうデジタルなので、いつでもというわけにはいきません。
ちょっと安心しましたが、こうしたカレンダーは今無料でたくさん配布されていて、誰でも簡単にセットできるようになっています。
いづれは、卓上カレンダーにとって代わることになるのでしょうが、まだまだアナログの卓上カレンダーにもがんばって欲しいものです。
最近は、様々なデジタル機器が登場し、そのほとんどにはカレンダー機能が付いています。PCは言うに及ばず、タブレット、スマホ、ケータイほか流行のスマート機器にはカレンダーが付いていないものはありません。そんな中でもアナログのリアル・アイテムであるカレンダーは生き残っていますが、なぜ、壁掛けカレンダーや卓上カレンダーは無くならないのでしょうか。そのキーワードは、「スイッチを入れなくても稼働している」ということにあるように思います。デジタル機器を使うには電気が必要です。ですから、ムダな電気を使わないよう、必ずON/OFFのスイッチが付いています。一方、リアルのカレンダーはセットすればそのまま、スイッチなど当然ありません。
まあ、こんな当たり前のことですが、実はここに大きなポイントが隠されているのです。つまり、リアルのカレンダーが生き残れている最大の理由が「スイッチがない」ということだとすると、人はスイッチを入れることにすら面倒くささを感じているということなのです。そして、その面倒くささを解消してくれるモノにはニーズがあるのです。
自動車のスマートキーもそうですね。スマート・カードを持っていれば、クルマに近づくだけで、ロックが解除されます。自動ドアもしかり、センサー面に立つだけドアはオープンします。ほかにも探せばいろいろあるでしょう。
今後、新商品やサービスの開発にあたっては、「スイッチ不要」を念頭にいれておくとよいかもしれません。人間は想像以上に「面倒くささ」を嫌がる生き物なのです。
最近、大型の卓上カレンダーケースの問い合わせが多数届きます。サイズとしてはB6?A5。卓上カレンダーでA5というと、かなり大きいです。何故そのようなニーズが出てきたのか、調査してみると、どうやら机上の空間に余裕ができたのが原因のようです。もともと中高年の方にとって、小さなカレンダーは書き込みがしにくく、苦労を強いられていましたが、机上のスペースを考えると、小さなサイズで我慢せざるをえないという事情がありました。
しかし、ITの浸透がペーパーレス化を生み、机上に置いていた資料ファイルを抹殺してしまいました。今や机の上に置いてあるのは、僅かな紙ベースの資料と電話、パソコンくらい。卓上カレンダーにコンパクト性を求める必要がなくなったのです。
ビジネス社会においてはデジタル化が急速に進み、アナログ的なものはどんどん衰退していますが、卓上カレンダーだけは生き残っています。その利便性は、デジタルでは決して実現しえないものであり、それだけにより使い勝手の良いものが求められるようになってきています。画面にタッチペンで書くのと、紙にシャープペンシルやボールペンで書くのとでは、やはり違うのです。そこには、やはり人間が求める何かかがあるのでしょう。
こうした事情を鑑み、当店では現在A5サイズの卓上カレンダーケースを企画しています。(B6サイズは昨年発売し、ご好評をいただいております)夏までには、商品ラインナップに加えられそうですので、ご期待ください。

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